学校の部活動に係る活動方針
SCHOOL LIFE
活動方針
部活動は、将来にわたりスポーツ・文化芸術に親しむ基盤をつくり、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものでなければならないことを踏まえ、以下に方針を示す。
- 運動部顧問は、スポーツ医・科学の見地から各競技種目の特性等を踏まえた科学的トレーニングを導入するなど、休養を適切に取りつつ、短時間で効果が得られる指導を工夫する。
- 生徒同士や生徒と顧問等との好ましい人間関係の構築を図る。
- 生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、参加を義務付けたり、活動を強制したりしない。
- 設定した目標達成のみを重視し、過度な練習を強いることが無いよう、生徒の心身の健康管理と事故防止及び体罰・ハラスメントの根絶を徹底する。
- 部活動以外の様々な活動に参加する機会を奪うこと無いよう配慮する。
休養日・活動時間について
- 平日に週1日以上の休養日を設け、年平均で週当たり2日以上の設定に努める。
- 月に最低1度は土日に休養日を設けるように努めること。特に、シーズンオフや大会終了後の土日は、さらに休養日を増やす。休養日の目安を月平均8~9日以上とする。
- 部活動休養日に大会等で活動した場合は、他の日に振り替える。
- 夏季休業中と冬季休業中の学校閉鎖期間は、部活動の禁止期間とする。ただし、活動の必要がある場合は、定期考査期間と同様の手続きを取り、校長の決裁を受ければ活動することができることとする。 平日の活動時間は、後片付けを含め3時間以内とし、午後8時45分には完全に下校する。
- 休日の活動時間は準備・後片付けを含め4時間以内とし、生徒の学習時間や自分を高める時間を持てるよう留意する。(活動時間の目安:週16時間、月75時間以内)
活動のきまり
休日の体育館の施錠について
休日の体育館等の開錠・施錠については、使用する部の顧問間で打ち合わせをする。
活動計画書の提出について
月毎の計画書(活動日時・場所、大会・練習試合等、休養日を記載)は、前月末までに校長に提出し、生徒・保護者に配布する。また、月ごとの実績(実施状況)報告書を次月初めに校長へ提出する。様式は、任意とする。実績報告書は、予定に対して実施した内容に変更があった場合はそのことが明らかになるように作成する。
部室等、部活動で使用する部屋等の鍵の管理について
体育館の施設内の部屋の鍵は、体育教官室より借りて使用する。活動後は、施錠されたことを確認したのち返却する。
部室や体育館等の施設内の部屋等については、部活動時間のみ使用する。
施錠等や使用のルールに違反等があった場合は使用禁止とする。
部室等、部活動で使用する部屋等の使用心得
部活動に必要な用具等の保管場所や更衣室には、活動に必要のない私物は置かない。
火気の使用は厳禁とする。
部室や更衣室、器具庫等は定期的に清掃をする。
考査前学習期間及び考査期間における活動について
原則として、定期考査1週間前から考査期間最終日前日まで部活動禁止期間となる。ただし、考査最終日より2週間以内に大会がある場合など特別な事情がある場合は、所定の用紙に必要事項を記入し、校長の決裁を受ければ活動することができることとする。